<Laphroaig  — アイラ島の風を注いだ原点のシングルモルト>

英国王陛下のスコッチ・ウィスキー

1994年、当時のチャールズ皇太子(現・チャールズ3世)はラフロイグ蒸溜所を訪問しました。スコッチの蒸溜所を王族が訪れることは珍しくありませんが、数ある名門の中からラフロイグが選ばれたことは、ひとつの事件でした。

そしてその後、ラフロイグには「プリンス・オブ・ウェールズ御用達(Royal Warrant)」の称号が授けられます。

この称号は、単なる勲章ではありません。王室が日常的に愛用していることの証でもあり、その品の“品質”と“物語”の両方を認めたもの。
2022年にチャールズが国王として即位すると、ラフロイグはあらためて「キングチャールズIII世のロイヤルワラント」を拝受。
その唯一無二の個性は、今もなお英国王室に認められています。

このウイスキーは、万人に好まれるものではありません。
「好きか、嫌いか。でも決して忘れられない。」――そんなふうに表現されるラフロイグは、むしろ“好みが分かれること”を誇りにしています。

そして、その独自性を貫いてきたからこそ、英国王室の御用達としての地位を築き、世界中のファンから愛され続けているのです。


“There’s whisky. And then there’s Laphroaig. There’s only one Laphroaig.”
― ただのウイスキーとは違う。それがラフロイグ。唯一無二の存在。

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スコッチウィスキー、飲み方の提案

スコッチウィスキーはロックでは飲みません。冷やしすぎるとせっかくの香り、味がわからなくなってしまいます。
基本的には、ストレート、あるいはトワイスアップ(1:1の水割)です。(1:2でも)
一方、高温多湿の日本では、親指程度の小さなロックアイスを入れてもよいかもしれません。

  • ストレートで:まずはそのまま。口に含むたびに異なる表情が現れます。
  • 少量の加水(トワイスアップ)で:水を少しだけ加えることで、スモーキーさが和らぎ、奥に隠れていた海藻や甘みがふわりと立ち上がります。
  • 静かな時間とともに:日常の喧騒から少し離れて、夜の静けさや海辺の情景を想像しながら飲むと、より深い余韻を感じられるでしょう。

Laphroaig 10年

― アイラ島の風土を映す、原点のシングルモルト ―

スコットランド西端に浮かぶ小さな島、アイラ島(Islay)。
冷たい潮風とピートの大地に育まれたこの地には、他にはない個性を持つウイスキーが生まれます。ラフロイグ10年もその一つ。
このウイスキーを語るうえで、平凡という言葉はふさわしくありません。

海藻や薬草を思わせる力強い香り、どっしりとしたスモーキーな味わい、そしてピートの奥深さ。それらが渾然一体となり、まるで嵐の中に立つ灯台のような印象を残します。初めて飲んだときの衝撃は忘れられず、しかし、いつしかその“クセ”がたまらなく恋しくなる…。
ラフロイグは、そんな不思議な魅力を持ったウイスキーです。

学習院創立150周年記念オリジナルラベル

 2027年、学習院は創立150周年という節目を迎えます。
この記念すべき年を祝し、株式会社学習院蓁々会では、英国王チャールズIII世のスコッチとして名高いアイラ島の名門蒸留所「ラフロイグ蒸留所」との1年以上にわたる交渉を経て、記念のオリジナルラベルの制作協力を得ることができました。

ラフロイグ蒸留所は学習院創立年を60余年遡る1815年の創業とされ、2024年には英国王チャールズ三世よりロイヤルワラントの認定を受けました。

本ボトルには、学習院創立150周年を記念し、ラフロイグ蒸留所によるオリジナル記念デザインのラベルを添付いたします。

※なお、ラフロイグ蒸留所の親会社であるサントリー株式会社との協議の結果、製品の品質保持の観点から、蓁々会によるラベル貼り替え等は控えさせて戴きました。

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商品名 ラフロイグ 10年
内容量 700ml
アルコール度数 40%
産地 アイラ
タイプ シングルモルト
販売価格 税込 8,800円

※オンラインショップ・大学売店にて販売しております

ラフロイグ 10年 カスクストレングス バッチ#16

「本物のラフロイグ」を体験できるのが、このオリジナル・カスクストレングスです。チルフィルターを施さず、樽からほぼそのままボトリング。余計な処理を一切加えないことで、アイラ島の大地と海が育んだ力強い個性を存分に味わえます。

今回のバッチ16は、シリーズの中でも特に力強さが際立つ仕上がり。アルコール度数58.5%の厚みのある味わいに、バニラと海塩の旨味が広がり、そこにブラックペッパーやポーククラッカーを思わせるニュアンスが加わります。香りは甘いリンゴやキャラメリゼされた焼き菓子、さらにシリアルの酸味やなめし革のような複雑さも感じられます。

フィニッシュはスパイスや焦がしたオーク、スモークした魚の風味が、オイリーな口当たりとともに長く続きます。ラフロイグファンなら一度は手に取るべき、力強く純粋な一本です。

特徴: ラフロイグを最もピュアに体感できる「本物のラフロイグ」
製法: チルフィルターなし、バリアフィルタリングのみ
度数: 58.5%
風味:
バニラと海塩が中心
ブラックペッパーやポーククラッカーのニュアンス
香り: 甘いリンゴ、キャラメル菓子、シリアル酸味、なめし革
余韻: スパイス、焦がしオーク、スモークした魚、オイリーな口当たり

※学習院オリジナル記念デザインのラベルは付属されません

※オンラインショップ限定販売(大学売店 店頭販売はしておりません)

予定販売価格: ¥14,980(税込)

ラフロイグ 25年 ベッシー・ウィリアムソン ストーリー

ラフロイグ蒸留所の歴史に名を刻む伝説の女性マネージャー、ベッシー・ウィリアムソン。その功績を讃えてつくられた特別な25年熟成シングルモルトです。
1890年生まれの彼女は、もともと数か月だけの秘書として蒸留所に勤め始めました。しかし当時のオーナー、イアン・ハンターが病に倒れたのをきっかけに業務を引き継ぎ、やがて蒸留所の運営を任される存在となります。アメリカ市場へのシングルモルト普及に尽力し、戦時中には蒸留所の資産を守るなど、その功績は大きなものでした。

この限定ボトルは、リフィル・アメリカンオークのホッグスヘッドとリフィル・バレルで25年間熟成。43%でボトリングされ、蜂蜜やハーブ、黒胡椒、トマトの葉を思わせる複雑な香りに、ラフロイグらしい海風のニュアンスが広がります。

ボトルは「本」を模した特製ケースに収められ、ベッシーの人生や蒸留所の物語が綴られたストーリーブック仕様。まさに歴史を味わいながら愉しめる一本です。

特徴: 蒸留所初の女性マネージャー、ベッシー・ウィリアムソンの功績を讃える限定品
熟成: リフィル・アメリカンオークのホッグスヘッド&リフィル・バレル
度数: 43%
香り: 塩味タール、ハーブ&スパイス、アカシア蜂蜜、トマト葉、黒胡椒、典型的なラフロイグの海岸香
パッケージ: 本の形をしたケース、彼女の人生を紹介するストーリーブック付き

※学習院オリジナル記念デザインのラベルは付属されません

※オンラインショップ限定販売(大学売店 店頭販売はしておりません)

予定販売価格: ¥83,000(税込)

ラフロイグ 34年 イアン ハンター ストーリーブック4 モルトマスター

「The Ian Hunter Story」シリーズの第4弾として登場するのが、この34年熟成のモルトマスター。ラフロイグの礎を築いたイアン・ハンターは、1908年から1944年まで蒸留所を所有・運営した人物であり、自前のフロアモルティング設備を設けるなど、今なお受け継がれる伝統を築き上げました。

1987年に蒸留されたこのウイスキーは、自社製麦による大麦麦芽を使用し、アメリカンホワイトオーク樽で熟成。その後、オロロソ・シェリー樽でフィニッシュされることで、力強さと複雑さを兼ね備えた唯一無二の味わいに仕上がっています。万人受けするウイスキーではありませんが、ラフロイグらしさを極めた個性が際立ちます。

豪華な製本仕立ての「本」に収められたパッケージは、単なるボトル以上にコレクターズアイテムとしての価値を持ちます。希少な長期熟成ラフロイグを求める方にとって、見逃せない逸品です。

特徴: ラフロイグの伝説的オーナー、イアン・ハンターの功績を称える「The Ian Hunter Story」第4弾
熟成: 自社フロアモルティング大麦使用
アメリカンホワイトオーク樽 → オロロソ・シェリー樽フィニッシュ
1987年ヴィンテージ
度数: 46.2度
個性: 唯一無二でラフロイグらしい個性、万人向けではないが深みのある味わい
パッケージ: 製本仕立ての「本」に収められ、ストーリーを体感できる仕様

※学習院オリジナル記念デザインのラベルは付属されません

※オンラインショップ限定販売(大学売店 店頭販売はしておりません)

予定販売価格: ¥275,000(税込)

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発売元:株式会社学習院蓁々会
電話:03-5979-7767
FAX:03-3985-3709
電子メール:info@g-shinshinkai.co.jp